AI-901 Foundry SDKコードチートシート|responses.create 早見【Python】

AI-901 Foundry SDKコードチートシート|responses.create 早見【Python】|Azure資格の森 AI-901 Azure AI Fundamentals
無料Foundry SDK コードチートシート|ドメイン2で出てくるコードを1枚に集約。responses.create の早見つき。

AI-901(Microsoft Azure AI Fundamentals)の後半=ドメイン2「Microsoft Foundryでの実装」(配点55〜60%)では、Pythonのコードが出てきます。「コードなんて覚えられない……」と身構えるかもしれませんが、安心してください。じつは覚えることは多くありません。幹(みき)は1本。あとは、その幹に“差分”を足していくだけです。この記事は、その幹と差分を1枚のチートシート(早見表)に整理したものです。

ことばの補足:「SDK(エスディーケー)」とは Software Development Kit の略で、プログラムからサービスを呼び出すための道具一式のこと。「Foundry SDK」を使うと、PythonのコードからAzureのAIモデルを呼び出せます。「チートシート」は、要点だけを1枚にまとめた“カンニングペーパー”のような早見表のことです。
30秒でわかる結論

  • 幹は1本=responses.create(model, input)。「接続して、input を送り、答えを受け取る」——やることはいつも同じ。
  • 会話も画像も音声も、この幹に引数(差分)を足すだけ。新しいコードをたくさん覚える必要はありません。
  • 幹とは別のサービスが3つだけ画像生成(images.generate)・Azure Speech・Content Understanding。この3つは「名前と用途」を知っていれば十分です。
Foundry SDKの幹と差分:中心にresponses.create(model, input)。そこに + instructions(役割を与える・チャット)、+ previous_response_id(会話を覚える・多ターン)、+ agent_reference(エージェントを使う・名前で呼ぶ)、input に画像/音声(マルチモーダル・同じ呼び出し)を足すだけ

幹の考え方:responses.create がすべての土台

Foundryでモデルを呼ぶときの基本形は、たった1つの呼び出しです。「モデルを指定し、input(入力)を送り、答えを受け取る」——これだけ。

# 幹=これが基本形。モデルを指定して input を送る
response = openai.responses.create(
    model="デプロイしたモデル名",
    input="日本の首都はどこ?"
)
print(response.output_text)   # 答えを受け取る

チャットも、会話の記憶も、エージェントも、さらには画像・音声まで、この幹に“引数を足すだけ”で広がっていきます。まずこの1本を頭に入れてください。

ことばの補足:「引数(ひきすう)」とは、呼び出しに渡す“設定値”のこと。model=input= のように「名前=値」の形で指定します。「差分を足す」とは、この引数を1つ増やす、という意味です。

早見表①:幹(responses.create)に足すだけ

次に並ぶものは、すべて幹の responses.create に差分を足しただけです。文章の会話も、役割を与えるのも、会話を覚えるのも、エージェントを使うのも、画像・音声まで、同じ幹のまま扱えます。

やりたいこと 使うもの(呼び出し) ひとこと
文章で会話・推論 responses.create(model, input) 基本形(幹)
役割を与える instructions システムプロンプト
会話を覚える(多ターン) previous_response_id 前の応答IDで履歴をつなぐ
名前付きAI+道具 エージェント:agent_reference 名前で呼ぶ
画像を見る・音声を聞く input に画像/音声を入れる 同じ幹のまま(マルチモーダル)
# + instructions で「役割」を与える(チャット)
response = openai.responses.create(
    model="デプロイしたモデル名",
    instructions="あなたは親切な数学の先生です",
    input="3x + 11 = 14 を解いて"
)

# + previous_response_id で前の会話を覚える(多ターン)
followup = openai.responses.create(
    model="デプロイしたモデル名",
    previous_response_id=response.id,   # 前の応答IDを渡すだけ
    input="もう1問おねがい"
)

ポイントは、引数を1つ足すだけで機能が広がること。まったく新しいコードを覚えているわけではありません。

早見表②:専用サービス(幹とは別)

いっぽう、幹の responses.create とは別のサービスとして扱うものが3つだけあります。この3つは「名前と用途」を知っていれば十分で、深いコードは問われません。

やりたいこと 使うもの ひとこと
画像を作る images.generate 出力が画像
音声認識・合成 Azure Speech 音声専用
文書・メディアから抽出 Content Understanding 抽出専用
# 画像を「作る」ときだけは別の呼び出し(出力が画像)
img = openai.images.generate(
    model="画像生成モデル名",
    prompt="夕焼けの富士山を水彩画で"
)
まちがえやすいポイント:「画像を読む(理解する)」のは幹の responses.create に画像を入れるだけですが、「画像を作る(生成する)」のは images.generate という別の呼び出しです。向きが逆なので混同しないように。

これだけ覚える(暗記3点)

① 幹responses.createmodelinput。会話も画像も音声も、ここに足すだけ。
② 履歴とエージェント履歴=previous_response_idconversation。名前付きAI=エージェント(agent_reference)。
③ 専用3つ画像生成(images.generate)・Azure SpeechContent Understanding は幹とは別サービス。

試験は「コードを書ける」よりも 「このコードは何をする/どれを使う」 を問う傾向です。上の対応さえ掴めれば十分に戦えます。

コードの意味を1つずつ学ぶ(関連解説)

チートシートで全体像をつかんだら、各コードの「意味と使い方」は次の解説記事へ。実際の画面操作から1行ずつの注釈まで、初心者向けに解説しています。

まとめ

  • 幹は1本=responses.create(model, input)。会話・画像・音声はここに引数を足すだけ。
  • 役割=instructions/履歴=previous_response_idconversation/エージェント=agent_reference
  • 幹とは別の専用3つ=画像生成(images.generate)・Azure Speech・Content Understanding
  • 試験は「コードを書ける」よりも 「このコードは何をする/どれを使う」 を問う傾向。上の対応さえ掴めば十分に戦えます。

※本記事はMicrosoft公式のAI-901出題範囲(Study guide)およびFoundry公式ドキュメントにもとづき、エンジニアKが作成しています。SDKの仕様・引数名は変わることがあります。最新は Microsoft Foundry公式ドキュメント をご確認ください。

本サイトはMicrosoft Corporationの公式サイトではありません。Microsoft、Azure、Microsoft Foundry等は同社の商標です。

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