AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)を「そろそろ受けよう」と決めたら、次は申し込みです。この記事では①受験料はいくらか ②どこから予約するか ③申し込み前に決めておくこと ④当日の45分をどう使うか ⑤落ちたときにどうなるかを、公式ページで確認できる内容だけでまとめます。憶測は書きません。
- 受験料は日本で ¥12,180(税別)。公式ページで国・地域を選ぶと表示されます。
- 予約はPearson VUEから。Microsoft Learnの認定資格ページから進みます。
- 日本語で受験できます。公式に「日本語を含む13言語で提供」と明記されています。
- 試験時間は45分、確保しておく時間は65分。合格ラインは1000点満点中700点です。
- ⚠️ 会社や学校のアカウントではなく、個人のMicrosoftアカウントで登録してください。組織を離れると試験記録を失います(公式が明記)。
受験料はいくら?
Microsoft公式の認定資格ページで国・地域を選ぶと、受験料が表示されます。日本を選んだ場合はこの金額です。
| 国・地域 | 表示される受験料 |
|---|---|
| 日本 | ¥12,180(JPY) |
2026年8月6日に、Microsoft公式の Azure Fundamentals 認定資格ページで「日本」を選択して確認。
金額について、公式に書かれている注意点は次のとおりです。
- 価格は「試験が監督されている国または地域に基づく価格」です。受験する場所で変わります。
- 価格には適用される税金は含まれません(=表示は税別)。
- 価格は予告なしに変更される場合があります。
- Microsoft認定トレーナーやMicrosoft Partner Networkメンバーのキャンペーン価格・割引は反映されていません。
公式も「登録を行う前に、試験のプロバイダーに正確な価格を確認してください」と案内しています。つまり「日本で受けるなら12,180円+税」が目安で、最終的な金額は申し込み画面で確定する、という理解が正確です。
申し込みの手順
予約までの流れはこうなります。
- Microsoft LearnのAzure Fundamentals 認定資格ページを開く
- Microsoftアカウントでサインインする(次の見出しの注意点を必ず読んでください)
- ページ内の「試験を受ける」から「Pearson VUE でスケジュール」を選ぶ
- 試験の言語を選ぶ(日本語を選べます)
- 受験する方法・場所・日時を選び、支払いをして予約完了
学生・講師の方には、公式ページに「学生または講師向け:Certiport でスケジュール」という別の導線が用意されています。所属している学校の案内もあわせて確認してください。
⚠️ 会社のアカウントで登録しないでください
これは見落としやすく、あとから取り返しがつかない点なので、独立して書いておきます。Microsoft公式の認定資格ページに、こう明記されています。
「個人の MSA アカウントを使用して試験に登録することを強くお勧めします。組織 (職場/学校) AAD アカウントで登録した場合は、組織を離れると試験記録が失われ、復旧することができません。」
ことばの補足:「MSAアカウント」は個人用のMicrosoftアカウント(outlook.com や Gmail などのメールアドレスで自分で作るもの)です。「組織のアカウント」は会社や学校から配られるものを指します。会社のアカウントで資格を取ると、転職・退職した時点で合格記録にアクセスできなくなります。資格は自分の経歴として残るものなので、必ず個人のアカウントで登録してください。
申し込み前に決めておくこと
① 試験の言語
AZ-900は日本語で受験できます。公式の認定資格ページに、提供言語として次の13言語が明記されています。
英語/日本語/簡体中国語/繁体中国語/韓国語/スペイン語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/ポルトガル語(ブラジル)/ロシア語/インドネシア語/アラビア語(サウジアラビア)
ただし、更新のタイミングについて公式が次のように説明しています。
「常に、英語版の試験が最初に更新されます。一部の試験は他の言語にローカライズされており、英語版が更新されてから約8週間後に更新されます。」
つまり、シラバスが改訂された直後の時期は、日本語版に反映されるまで少し間があるということです。改訂直後に受ける場合は、出題範囲の版がいつのものかを確認しておくと安心です。
② 受験する方法と日時
予約画面で受験方法と日時を選びます。選べる方法(テストセンターに行く/自宅などからのオンライン受験)や空き状況は、地域や時期によって異なりますので、予約画面で確認してください。オンライン受験を選ぶ場合は、パソコンやネットワークの要件、部屋の環境などの条件が案内されます。
③ 先に予約するか、準備が整ってから予約するか
どちらでも構いませんが、先に予約して締め切りを作るのは独学では有効な進め方です。必要な勉強時間は前提知識で大きく変わるので、自分の場合どのくらいかかりそうかは 難易度と勉強時間の目安 を目安にしてください。
当日の45分をどう使うか
AZ-900は基礎(Fundamentals)試験に分類されます。Microsoft公式の「試験期間と試験エクスペリエンス」に、試験の種類ごとの時間が表で示されています。
| 試験の種類 | 試験期間 | 着席時間 |
|---|---|---|
| 基礎試験(AZ-900) | 45分 | 65分 |
| ラボなしのアソシエイト/エキスパート | 100分 | 120分 |
| ラボを含む可能性のあるアソシエイト/エキスパート | 120分 | 140分 |
「試験期間」が解答に使える時間、「着席時間」が確保しておくべき時間です。差の20分は、説明の確認・受験者規則同意書への同意・終了後のコメント記入(任意)に使われます。予約するときは65分空けておいてください。
知っておくと当日あわてない点が3つあります。
- 5分の休憩が、あらかじめ試験時間に組み込まれています。公式は「これに対応するため、試験から質問を削除しました」と説明しています。
- 休憩を始めると、それまでに表示した問題には戻れません。未解答でも、見直し印を付けていても戻れません。休憩中も試験の時計は進みます。
- 基礎試験では、試験中にMicrosoft Learnを見ることはできません。これができるのはアソシエイト以上のロールベース試験だけです。調べながら解くことは想定されていません。
※ 問題数は公式に公表されていません。「◯問中◯問正解で合格」という数字は公式の情報ではありません。
受ける前に、無料でできることが2つあります
試験サンドボックス(本番とまったく同じ画面)
Microsoftは試験サンドボックスという無料のデモを公開しています。公式の説明では「試験中に使用するのと同じユーザーインターフェイスで、さまざまな種類の問題を操作できます」とあり、問題ごとの答え方、残り時間の見方、見直しのために問題へ印を付ける方法まで確認できます。日本語に対応しています。
認定資格ページの「試験サンドボックス → デモを体験する → サンドボックスを起動する」から入れます。当日はじめて画面を見るより、一度触っておくほうが確実です。
プラクティス評価(公式の無料練習)
AZ-900には公式の無料プラクティス評価があります。認定資格ページの「試験に向けた練習 → 練習評価を受ける」から進みます。公式は「試験で発生する可能性のある質問のスタイル、表現、難易度についての概要が提供されます」と説明しています。
ただし公式は「これらの質問は試験に表示されるものと同じではありません」とも明記しています。試験の長さや難しさを示すものでもありません。本番の予想問題ではなく、雰囲気をつかむためのものと考えてください。
不合格だった場合
再受験のルールは公式の「再受験ポリシー」に定められています。AZ-900のような基礎試験にも同じルールが適用されます。
- 初めて合格しなかった場合は、24時間待ってから再受験できます
- 2回目以降は、各試行の間に14日間の待機期間があります
- 最初の受験から12か月間に、同じ試験を受けられるのは5回まで。5回失敗した場合は、最初の受験日から12か月後にまた受けられるようになります
- 再受験には、そのつど受験料がかかります
- 合格した試験は、認定資格の有効期限が切れていない限り受け直せません
待機期間が免除されるのは、試験中にインターネット接続の問題や機器の故障が起きて Pearson VUE のケースが作成された場合だけです。公式は「免除は、他の理由のためには付与されません」と明記しています。
なお、合格ラインの700点は「70%正解」という意味ではありません。この誤解は勉強計画に影響するので、合格ライン700点の意味 もあわせて確認してください。
よくある質問
Q. 受験料はいくらですか?
A. 日本では ¥12,180(税別)と公式ページに表示されます(2026年8月6日確認)。ただし「試験が監督されている国または地域に基づく価格」で、予告なく変更される場合があると公式に注記されています。申し込み画面で最終金額を確認してください。
Q. どこから申し込むのですか?
A. Microsoft Learnの Azure Fundamentals 認定資格ページにある「Pearson VUE でスケジュール」から進みます。学生・講師向けにはCertiport経由の導線も用意されています。
Q. 会社のアカウントで申し込んでも大丈夫ですか?
A. おすすめしません。公式が「組織(職場/学校)のアカウントで登録した場合は、組織を離れると試験記録が失われ、復旧することができません」と明記しています。個人のMicrosoftアカウントで登録してください。
Q. 試験は日本語で受けられますか?
A. 受けられます。公式の認定資格ページに、提供言語として日本語を含む13言語が明記されています。
Q. 試験時間と問題数はどのくらいですか?
A. 試験時間は45分、着席時間は65分です(公式の「試験期間と試験エクスペリエンス」の表による)。問題数は公式に公表されていません。確認できない数字は掲載しません。
Q. 試験中にトイレに行けますか?
A. 休憩は取れます。5分ぶんが試験時間にあらかじめ組み込まれています。ただし休憩中も試験の時計は進み、休憩前に表示した問題には戻れません。休憩を取る前に、未解答の問題を片付けておいてください。
Q. 落ちたらすぐ受け直せますか?
A. 初回不合格なら24時間後から再受験できます。2回目以降は14日間空ける必要があり、12か月で5回までという上限もあります。受験料は都度かかります。
まとめ
- 受験料は日本で ¥12,180(税別)。国・地域で変わり、予告なく変更されることがあります
- 申し込みはPearson VUEから。学生・講師にはCertiport経由の導線もあります
- 日本語で受験できます(公式に13言語と明記)
- 試験時間は45分、確保するのは65分。5分の休憩は組み込み済み・戻れない
- ⚠️ 必ず個人のMicrosoftアカウントで登録。会社のアカウントだと組織を離れたときに記録を失います
- 不合格でも24時間後に再受験可。ただし2回目以降は14日間・12か月で5回まで
※本記事は、Microsoft公式の Azure Fundamentals 認定資格ページ(2026年8月6日に国・地域を選択して確認)、「試験期間と試験エクスペリエンス」および「再受験ポリシー」の記載にもとづき、エンジニアKが作成しています。受験料・提供言語・申し込み手順は変更されることがあります。申し込み前に必ず Microsoft公式サイトと申し込み画面でご確認ください。本サイトはMicrosoft Corporationの公式サイトではありません。Microsoft、Azure、Microsoft Entra ID等は同社の商標です。

