AZ-900とAI-901はどちらから受ける?違いと選び方を公式情報で整理

AZ-900とAI-901はどちらから受ける?違いと選び方|Azure資格の森 AZ-900 Azure Fundamentals
無料AZ-900 と AI-901、どちらから?|2つの入門資格の違いと選び方を、公式の情報で整理します。

Microsoftの入門レベル(Fundamentals)のAzure資格には、AZ-900(Azure Fundamentals)AI-901(Azure AI Fundamentals)があります。どちらも前提資格は不要で、どちらからでも受けられます。

ではどちらを選ぶか。迷ったらAZ-900です。理由をこれから説明します。

この記事の結論

  • Azureそのものが初めてならAZ-900から。リージョン・サブスクリプション・課金といったAzure共通の言葉を先に押さえると、あとが速くなります。
  • AI・生成AIの分野だけ学びたいならAI-901でも構いません。前提資格は不要です。
  • どちらも試験45分・合格700点・受験料12,180円(税別)で、日本語で受験できます
  • 大きく違うのは範囲の性質です。AZ-900は広く浅く、AI-901は配点の半分以上が「Microsoft Foundryで実装する」という手を動かす前提の内容です。
どちらから受けるか。AZ-900(Azure Fundamentals)はAzure全体の土台で、クラウドの考え方・仮想マシン・ストレージ・ネットワーク・料金とガバナンスを扱う。Azureが初めてならここから。AI-901(Azure AI Fundamentals)はAIに絞った内容で、責任あるAI・生成AIモデル・Microsoft Foundryで作るを扱う。AIの分野だけ学びたいなら。両方受けるならこの順が自然

まず、共通しているところ

項目 AZ-900 AI-901
レベル 初級(Fundamentals)/前提資格なし
合格スコア 1000点満点中700点(スケールドスコア。正答率70%という意味ではありません)
試験時間 45分(着席時間65分)※Microsoft公式の「基礎試験」の区分
受験料(日本) 12,180円(税別)
申し込み Pearson VUE
日本語 受験できます
問題数 非公表

※ AI-901については、公式の認定資格ページの提供言語表記が「英語」のままですが、申し込み画面では日本語を選べます(当サイトで実画面を確認済み)。AZ-900は公式ページにも日本語を含む13言語と明記されています。

費用も時間も同じです。ですから選ぶ基準は「どちらが楽か」ではなく、「いま何を学びたいか」になります。

違うのは「範囲の性質」

AZ-900:Azure全体の土台を、広く

ドメイン 配点 内容
1. クラウドの概念 25〜30% クラウドとは何か/共同責任モデル/IaaS・PaaS・SaaS
2. Azureのアーキテクチャとサービス 35〜40% リージョン/仮想マシン/ストレージ/ネットワーク/ID
3. Azureの管理とガバナンス 30〜35% コスト/ポリシー/操作する道具/監視

公式の出題範囲は3ドメイン・11スキル・57項目。語尾はすべて「説明する」「識別する」「比較する」で、手を動かして作る内容は含まれません。用語と役割を見分けられれば合格できます。

AI-901:AIに絞って、実装まで

ドメイン 配点 内容
1. AIの概念と機能 40〜45% 責任あるAIの6原則/生成AIモデルのしくみ/AIワークロード
2. Microsoft Foundryでの実装 55〜60% モデルのデプロイ/SDKでの呼び出し/エージェントの作成

こちらは配点の半分以上が「実装する」側にあります。Pythonのコードを読んで理解できることも前提に入ります。AZ-900より狭いぶん、深いのが特徴です。

どちらを選ぶか:3つの判断軸

迷ったときの3つの質問

  1. Azureそのものを触ったことがありますか? ない → AZ-900
  2. 学びたいのはAIの分野だけですか? はい → AI-901でも構いません
  3. コードを読むことに抵抗がありますか? ある → AZ-900のほうが取り組みやすいです

AZ-900を先に勧める理由

AI-901の内容にも、Azure共通の用語が出てきます。モデルをデプロイするときにリージョンを選び、リソースグループに入れ、サブスクリプションで課金される——これらはAZ-900の範囲です。

つまりAZ-900を先にやると、AI-901の理解が速くなります。逆にAI-901から入ると、Azureの基本用語を都度調べながら進むことになります。

ただし

「AZ-900に合格しないとAI-901を受けられない」わけではありません。前提資格はどちらにもありません。仕事でAIの分野に関わっていて、そこだけ体系化したいなら、AI-901から入って構いません。

両方受けるなら

順番はAZ-900 → AI-901が自然です。土台を作ってから、専門分野に進む形になります。

なお、それぞれの上にアソシエイト以上のロールベース試験があります。Fundamentalsはその出発点として公式に位置づけられています。

よくある質問

Q. どちらのほうが簡単ですか?

A. 公式に難易度の比較は示されていません。ただし、AI-901は配点の55〜60%が「Foundryでの実装」で、Pythonのコードを読む前提が入ります。プログラミングに馴染みがなければAZ-900のほうが取り組みやすいと言えます。

Q. 両方取る意味はありますか?

A. 範囲が重なっていないので、両方取ればAzure全体とAI分野の両方を示せます。ただし受験料はそれぞれ12,180円(税別)かかります。

Q. 有効期限はありますか?

A. Fundamentals(基礎)レベルの認定資格には有効期限がありません。更新の要否はレベルによって異なるので、公式ページでご確認ください。

Q. どちらも日本語で受けられますか?

A. 受けられます。AZ-900は公式ページに日本語を含む13言語と明記されています。AI-901は公式ページの表記が英語のままですが、申し込み画面では日本語を選べます(当サイトで実画面を確認済み)。

まとめ

  • 費用・試験時間・合格ライン・日本語対応は同じ。選ぶ基準は「いま何を学びたいか」
  • Azureが初めてならAZ-900。共通の土台を先に作るほうが結果的に速い
  • AIの分野だけなら AI-901でも構わない(前提資格なし)
  • AI-901は配点の半分以上が実装で、コードを読む前提が入る
  • 両方受けるならAZ-900 → AI-901

※本記事は、Microsoft公式のAZ-900学習ガイド(2026年7月20日現在のスキル)および Microsoft Learn の記載(2026年8月6日確認)にもとづき、エンジニアKが作成しています。仕様・価格は変更されることがあります。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。本サイトはMicrosoft Corporationの公式サイトではありません。Microsoft、Azure、Microsoft Entra ID等は同社の商標です。

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